1.事故当時
2006年9月3日夜のことでした。
当時の状況は余りにも突然の事だったのでよく思い出せないのですが、私は赤信号で停車していたか又は止まりかけていた時に、後ろから追突されるという事故に遭ってしまいました。
相手の人はカーナビに気をとられていたとの事でした。
ガシャン!という金属が砕ける大きな音と共に、私と助手席の妻は背中からの強い衝撃に、前に飛べされました。シートベルトのおかげで大丈夫だったのですが、シートの中の固い金属で背骨を強く打たれて痛みを感じました。
警察が来て実況見分をしている間はそれ以上の痛みはなく、相手の人は会社勤めの誠実な感じの人で、何度もお詫びをされました。
私は気の毒になって、注意していても事故というものは起こるものですし、どうか心配をなさらないように気をつけてお帰りください、と言うしかありませんでした。
さてその時は何ともなかったのですが、夜遅くなってから次第に腰からふくらはぎにかけて痛みが出てきました。
妻も同じような痛みが出てきました。
警察の人が「今は緊張しているから大丈夫ですが、後で痛みが出てくるかもしれません。」と予告したとおりでした。
私は仕事でムチ打ち症状の人を何人か治療してきましたが、なるほどこういうものかと思いました。
2.自らを治療する
私は何年か前に光線治療を導入した後に交通事故に遭って、痛みのために仰向けに寝る以外何もできなくなったのが、光線で5日で全快した経験がありますので、今回も全然心配をしていませんでした。
この時のことは、このホームページの光線療法のコーナーで「光線療法のすすめ」に詳しく書いていますので、よろしければそちらをお読みください。
さて妻は光線治療のおかげで症状は2日で消えて全快しました。
問題は私の方ですが、私は首と腰の椎間板ヘルニアの後遺症で、背骨が何箇所かがズレたままで、しかも椎間板もなくなっていますので、少しの衝撃にも痛みが出てだめなのでした。
胸椎も痛めているため、横向きになって寝るとそこが痛くて寝られない状態が何年も続いています。
またスーパーで買い物をして両手に重いものを持つと、5分もしないうちに首の下辺りに痛みが出てきます。
私の場合は股関節も含めて是骨が何箇所も複雑に傷んでいるため、日常生活で無理な動きをしないように気をつけながら痛みなく過ごすのが限界なのです。
さてそのような私の背骨に先述のような衝撃が加わったため、私は痛みがなかなか消えませんでした。
2週間してようやく痛みは8割ほど消え、完全に痛みがなくなったのはちょうど1ヶ月目でした。
3.光線療法の存在に改めて感謝
治るまでに長くかかりましたが、この1ヶ月間にいろいろなことを考えさせられました。
事故というものは誰も起こしたいとは思わないのに、いくら注意していてもふっと気をそらした時に起きてしまうものだと思います。
決して不注意を弁護するわけではありませんが、人間ですからいつも完璧に注意していることは不可能だと思います。
私も、もしあの時前に人がいたらどうなっていたかという瞬間は何度かあります。
今これを読んでいる人も、これまでにそういう瞬間が一度はあったかもしれません。
その時運悪く事故に巻き込まれ、重大な結果になってなってしまったらと思うと、事故は決して人ごとではないと思うのです。
今日もどこかで事故が起こり、そのために誰かが苦しんでいるかもしれません。
どうかその方たちに神さまの特別な加護がありますようにと、祈らずにはいられません。
そして改めて光線療法のすぐれた一面を体験することができたことも、治療を仕事にする人間として本当に感謝なことでした。
私のこの小さな体験が、どなたかのお役にたちましたら幸いです。
2006年10月6日 記

