栄養学について

2004.6.6
於:神戸ベイシェラトン

I.サプリメントの栄養学

 皆さんこんにちは。宝塚市で鍼灸治療院をしています、南都と申します。
今日は栄養学について発表させていただきますが、栄養学は本当に奥行きが深くて幅の広い学問ですが、その中から、耳つぼダイエットの仕事に役立つ話題に絞ってお話しさせていただきたいと思います。
 さて、ダイエットの患者さんに対してきちんと栄養の話をすることは、患者さんに肥満の原因を知ってもらうことにつながります。そしてサプリメントをきちんと飲んでいれば必ずやせるという希望を与えることになります。しかし1回きりの話ではすぐに忘れてしまいますから、何回も何回もいろいろな角度から栄養の話をすることで、より知識は深まりますし、栄養のことを知れば知るほどこのダイエットは本当にいいダイエットなのだということがわかっていただけると思うのです。

 耳つぼダイエットで重要な知識は、やはりサプリメントと栄養の知識だと思います。ところでこのダイエットでは、なぜサプリメントをとらなければならないか、なぜ4品目が必要なのかということをしっかりと理解しなければなりません。

なぜダイエットに栄養の知識が必要なのか

  • なぜ太り、なぜ痩せるのかが分かった時、食生活は変わる
    逆に言うと、分からないから太ってしまう。
    肥満の原因はビタミン・ミネラルの不足、すなわち栄養失調である。
  • 肥満の解決には栄養の知識が不可欠であるということ。
    また体の中で合成できない46の必須栄養素は、1つでも不足するとたちまち代謝の異常が起こり、病気になる。 現代病のほとんどは栄養素の不足から起こる

 次に栄養についていろいろな本や文献を調べたものをまとめてみました。

代謝とは何か

 細胞はその一部を更新しながら、絶えず新しくなって生命を維持している。そして体の中で物質が分解したり合成したりするために、外から栄養、酸素、水などを取り入れ、エネルギーに変えたり旧い細胞を新しく作り替えたり、老廃物を排出する。これらを代謝という。 
 現代病のほとんどは、代謝の異常から発生すると言っても過言ではない
 人間の体の中で行われている代謝は300万から500万種類あると言われている
 ビタミンは代謝に関係している
 ところで今日は栄養の中で炭水化物、脂肪にはふれません。
 サプリメントとダイエットに関係あるタンパク、ビタミン、ミネラルについてふれてみたいと思います。

ビタミン・ミネラルについて

 ビタミンは体の潤滑油的な役割をし、細胞や組織の働きにとってなくてはならないものです。
 ビタミンが不足すると代謝がうまく行われなくなり、ただちに疲れやすくなったり集中力がなくなったり、現代病の原因になったりします。
 そしてビタミンはミネラルによってコントロールされています。
 ミネラルとは無機質とか無機栄養素、灰分と言われます。食品を燃やすと有機物は燃えてしまいますが、灰分は残るのでこのような名前が付けられました。

なぜ人間はミネラルが必要なのか

 原始時代の海水は血液に似ていたと言われています。
 通説によりますと、おそらく海にすんでいた生物が陸上に上がったときに海水をそのまま膜で包んで、細胞が作られた時の名残りだと言われています。ところで海水には土に含まれる鉱物や無機質が溶け込んでいます。つまり地球を作っている元素が私たちの体を流れていることになります。
 ビタミンのいくつかは体の中で合成できますが、ミネラルはどれ1つとして体の中で作り出すことはできません。

ミネラルの働き

 人間を若返らせる力、神経の伝達を司る、心臓の働きを正常にする、思考力を向上させ疲労から回復させる、精神活動に大きな影響を与える、など。ところでミネラルが人間の精神状態に大いに関係することが最近の研究で分かってきました。ある種のミネラルは浸透圧平衡の維持と言って、細胞の内部と外部に溶け込んでいる物質の量を等しくさせて、細胞の働きを正常に保つ働きをします。このバランスが崩れると、どんなに穏やかな人でもたちまち神経質になり、短気になったりイライラし始めます。
 それから現代病の原因の1つに、弱アルカリ性に保たれていなくてはならない体液が酸性に傾くことがありますが、この体液を弱アルカリ性に保つこともミネラルの働きです。
 なおミネラルは体重の4〜5%を占め、体のすべての組織や体液に含まれている。特に多いのが、骨、歯、軟骨です。

タンパク質(プロテイン)について

 タンパク質は人間の体を作るための大切なものです。
 全身の組織や細胞の80%はタンパク質でできていると言われますから、良いタンパク質を摂ると、細胞が生まれ変わるときに、良い細胞が生まれますし、悪いタンパク質はその逆の結果を生みます。
 またダイエットをするとき、上手にタンパク質を補給しないと、新しい細胞が作られていくときに材料不足になり、不健康な痩せ方をします。理想的な痩せ方は脂肪だけが落ちて、筋肉はしっかりついている体です。筋肉がついていれば、ダイエット終了後も食べたものがスムーズにエネルギーに転換されて、太りにくく疲れにくい体になります。逆に食事量を減らすだけのダイエットでは筋肉が落ちてしまいますので、食べたものがエネルギーに転換されず、脂肪がつきやすくなります。

これらのビタミン・ミネラル・タンパク質を充分に摂らないと、痩せて、健康になって、きれいになるという3つのことが実現しないのです。やせたけどしわだらけになったり、きれいになったけど病気になったのでは意味がありません。それからなぜアロエ、ポーレン、プロポリス、プロテインの4品目必要なのかということですが、様々な臨床経験によってこの4品目あればパーフェクトなダイエットが実現することが証明され、現在のような形になったそうです。
 それからアロエベラジュースもビーポーレンもビタミン・ミネラルがすべて含まれているとうたっていますが、どちらか1つではいけないのかという疑問が当然湧いてくると思います。アロエベラジュースの強みは解毒作用、ビーポーレンの強みは細胞の活性化と言われています。
 それぞれ得意分野があるのです。またアロエは液体性のアプローチ、ポーレンは細胞性のアプローチがあると言われています。両方を取ることで完璧な効果があらわれるということです。

ストレスを医学的、栄養学的に解明する

ストレスはなぜビタミン・ミネラルを消耗するのか

 肥満の大きな原因の一つとしてストレスがあげられます。
 ストレスとは簡単に言うと刺激という意味ですが、一般的には健康に害を与える程度の刺激を言います。ストレスがかかるとそれに反応するために副腎というところで32種類のホルモンがつくられる。
 このホルモンによって外的や危険に対処できるように、緊張したり筋肉が素早く動くように準備したり、神経を集中させたりします。  そのホルモンの主なものがアドレナリンとノルアドレナリンですが、これらのホルモンはストレスが続くと過剰分泌になって健康を害してしまいます。たとえば胃腸の働きが弱くなったり、神経や精神を病んだりします。
 特にノルアドレナリンは猛毒に近い性質がある物質です。

  • ストレスに反応するホルモンを作る時や、ストレスが続いて代謝が異常になってきたときに、それを修復するためにビタミン・ミネラルを大量に使用する
  • それを補おうとして体は食べ物を欲求する
  • 特に甘いものは精神的ストレスを癒すために体が欲求
    亜鉛の不足は味覚障害を起こし、少々の甘さでは物足らなくなり、過度に甘いものでないと満足できなくなる。しかしビーポーレンは亜鉛がたくさん含まれているので、味覚障害は改善されて過度に甘いものは気持ち悪くなって食べなくなる
ビタミン・ミネラルを充分とることで心と体のストレスを癒す
  • そのためにはサプリメントをとるのが一番良い
    これでも効果のない場合は身体的治療や心理療法の出番

なぜ現代人にはサプリメントが必要なのか

現代の食品添加物や、悪い水や空気などにより、食べ物自体が体に有害なものを含んだ物になっていることが多い。
今の野菜は30年前の野菜の2分の1から10分の1くらいしか栄養がない。
我々が今おかれている環境がすぐには変えられないのならば、我々の健康は我々自身で守るしかない。
アメリカの新しい栄養学によって、肥満の原因が体に必要な栄養素の不足によって起こることが解明された。

II.心の栄養学

栄養とは広い意味で、人がより良く健康的に生きるための力も含む
 栄養とは炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸といった身体や細胞の維持や活動に必要な物質を言いますが、それさえあれば健康を維持できるかというとそうではありません。たとえばいつも悪い環境や悪い人間関係の中にいたり、心の中がいつも怒りや憎しみや不安、恐怖といった感情に支配されているような場合、はたして健康と言えるでしょうか。人間が健康を維持するためには、物質以外にも精神的な物も含めて目に見えない様々な要素が必要です。栄養学において広い意味で栄養はそうしたものを含めて考えます。1946年に世界保健機構(WHO)は健康の定義を次のように発表しました。「健康とは身体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態である。単に病気あるいは欠陥がないというだけではない。そしてそれは、人種・宗教・政治的信念あるいは社会的条件の差別なく、各人の基本的権利の一つである。」

最も簡単で、即効性のある心の栄養―――笑いとリラックス

 順調に痩せる方のタイプの多くは良く笑う人やリラックスしている人。ノーマンカズンズの「笑いと治癒力」の話。

言葉がもたらす力(細胞や体が言葉に応える実話)

  • 鏡の自分に「あなたはすてきだ。必ず大スターになる。」という言葉をかけ続けたスターの話
  • 庭の花に「本当にいつもきれいに咲いてくれてありがとう。」という言葉をかけ続けたスターの話

愛情がもたらす力(細胞や体が愛情に答える実話)

 毒薬を飲ませて何日で死ぬかという動物実験で、毎日15分愛情を込めてなでてあげたウサギだけが死ななかった話  母の愛が大やけどで足が曲がってしまった息子を全米チャンピョンにした実話。

心のサプリメント・・・・愛情を込めた言葉と心を自分や相手に与える

 愛情のこもった心や言葉や行為は、相手にも自分にも癒しと健康を与えます。実際に細胞に目に見える結果をも表すことが、いろいろな実験でわかっています。つまり心と体はその愛情に答えようとして、その愛情にふさわしい姿になろうとして、変化をし始めると言ってもいいと思います。
 この仕組みを利用して、ダイエット患者さんがさらにすてきになるために、自分自身をほめてあげることを勧めてみたらいかがでしょうか。鏡の自分に向かって、あるいは散歩をしながら、寝る前に布団の中でもいいですから、愛情と信頼を込めてこういってみましょう。「あなたはとってもすばらしい。本当にすてきです。必ずあなたの夢は実現します。」この言葉を100回くらい毎日言ったら、きっと体中の細胞がそれに応えようとして反応を始めると思います。これはお金がかかりませんし、かなり大きな成果を上げられる、心のサプリメントです。

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