こんにちは。
ようこそ当院のホームページを開けて下さいました。この出会いを感謝します。
今回ホームページをリニューアルいたしました。それに伴い気持ちも新たに、また医療の道に励んでまいりたいと思います。
さて私どもの治療院に来院して来られる方の九割くらいは、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の方です。
この症状の原因は人によっていろいろで、治療の期間も人によって異なります。
中にはストレスや精神的なことが影響しているのではと思われるケースもあります。いずれにせよこの症状は、当人にしかわからない苦しみです。実は私自身も同じつらさを経験してきたのですが、そのためか当院には同じ症状を抱えた方が多く来られるようになりました。
わたしが治療師の道に入ったきっかけですが、以前会社勤めをしていた時(私は元会社員です)、私は首と腰の椎間板ヘルニアの後遺症が出てきました。そして震災があってからは自律神経も病んでしまいました。いろいろなところに行っても思わしくなく、冷たく事務的に扱われることもありました。だんだん精神的に疲れてきて、誰も自分の苦しみを親身に聞いてくれる人などいないと思っていました。そんな時に東洋医学や整体などの民間療法を知りました。そしてこれこそ自分がずっと探していた、つまり自分が生涯をかけたいと思う仕事だと思いました。全身に電流が走ったような思いでした。それから東洋医学をはじめ、病と癒しに関するさまざまな勉強をしました。そして今、かつて長年苦しんだ経験がお役に立っているようで嬉しく思います。たくさんの方が「先生なら私の気持ちがわかってくれると思って、ここに来ました。」と言って下さるのには、本当に感謝です。
当院では治療をしながら世間話をしたり、時には人生のことや深い内容のことが話題になったりすることがあります。そんな時患者さんと深い心のふれあいを感じることができて、お互いに楽しいひと時を分かち合っています。
そして何回か通院されて、今日が最後という日はとてもいい笑顔で帰っていかれます。その時私は治療師としての深い喜びと、そしてもうお会いすることがないかもしれないという寂しさが交じり合った思いになります。しかしそうした感慨に浸ることもつかの間で、また初診の患者さんとの新しい出会いが始まるのです。
病気になった時に、健康のありがたさがわかるといいますが、同時に人の心の温かさも敏感に感じてしまいます。また自分自身のことを時間をかけて見つめなおすことも多くなります。病気はたしかにつらいものですが、健康な時には見えなかった、とても大切なことが見えるいい機会かもしれません。
そして病気や怪我で苦しむことは、人間の心の深みを形成すると言われます。
どうせならそうとらえながら生きていきたいものであります。
そしていつの日か、「あの苦しい日々があったおかげで今の自分がある」、と言える自分になれたらすばらしいと思います。そんな日が一日も早く来ることを、お祈りさせていただきます。
2004年11月
院長 南都嘉宏 |