【はじめに】
心理学においてカウンセリングとは相談、助言という意味で、心に何らかの問題を持つ人がその問題の原因に「気づき」、自分で解決していくことを「援助」する対話療法と言えます。
カウンセリングに来られる人は、何が原因でどうすればいいかわからなくなった人が、カウンセラーの元を訪れます。しかしその答えはたいていの場合、自分の中に持っているものです。そのためこちらから答えを言い過ぎないように、相手の話に「傾聴」し、相手が対話の中で答えと解決の道を発見するように導いていくことが大切になります。
カウンセリングの最も大切な精神は「受容と共感」「ハグの心」と言われています。
「受容と共感」とは、悩んでいる人の話と心の状態を温かく受け止めることです。
そして「ハグ」とは抱きしめるという意味で、どうして良いかわからずに自分のところに来てくれた相手を、温かく抱きしめてあげる心を「ハグの心」と言います。
またカウンセリングの中にコンサルティングという分野があります。短期間に結果を出さなければならない場合や、目に見える具体的な問題をうまく処理すれば問題がすぐに解決する場合に用いられます。経営コンサルタントはその一例です。
【カウンセリングにあたって】
・・・誰かの悩み事の相談にのる時の参考にして下さい。
●先入観を持たない
(第一印象が悪かった人でも付き合っていくうちに非常にいい人であったということはよくある。また第一印象が非常にいい人でも、付き合ううちにだんだんバケの皮がはがれていくこともある。)
●患者さんは来院するまでに何度も迷い、勇気を持って電話をかけてこられたということを理解しておく
(たくさんある治療院の中で、よくここを選んでくださったという感謝とおもてなしの心を忘れずにいたいものです。)
●その人の悩み、性格を理解する
(好きで悩んでいる人は1人もいない。みんなそれぞれにその人にしかわからない生い立ちや人生の過程を経て、気がついたら現在苦しい状況にいるのです。しかし生まれたときからそうだったという人は一人もいないはずです。これまでの人生のある時に、何かに傷ついて、そしてその傷が今痛んでいるのです。)
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