鈴木秀子著『愛と癒しの366日』海竜社刊
第1回、第2回と読み進めて、今第3回のページを開けてくださったことを感謝します。
ところでこうした本は一日に一章ずつ、そして読んだ内容をその日一日の間に何回か思い出しながら、そして自分のこれまで体験してきたことと照らしあわせて、深く考えながら読むといいのでしょうが、せっかちな自分にはできませんでした。しかし私は大急ぎでどんどん読み進めましたが、そんな読み方をしてもいろいろなことを気づかされていきました。
いつかせっかちさがなくなって、ゆっくり本を読めるようになりたいと思っています。
良い本は何回読んでも、そのときの自分のおかれている状況は違いますから、発見することはそのたびに違います。また読むたびに新たな感動が得られます。
そういう本に一冊でも出合えたこと自体が、とても幸せなことかもしれません。
それでは本文の最後の紹介になります。
時間がない方は、P.242の馬の調教師の話だけでも読んでみられたらいかがでしょうか。とても素晴らしい話だと思います。
P.205 7月8日 自分に向かって自分を実況放送しましょう
怒ったり悲しんだりしている時、すぐ自分の心の状態に気づき、もう一人の自分が自分自身に向かって実況放送します。ただ事実をたんたんと述べていくだけです。
たとえば「今私は悲しい気持ちでいっぱい、何となく沈んでいる、何だか胸が押しつぶされる」という具合です。この実況放送をすると自分の中で何かが違ってきます。
今日これを試してみましょう。
P.242 8月13日 親友のように 恋人のように
イギリスの有名な馬の調教師のところに、血統はいいのに、手のつけられない暴れ馬が連れてこられました。みんなの見ている前で、調教師はこの荒馬をものの15分で手なずけてしまいました。
調教師の指示のまま、さわやかに、優美に馬場を駆け巡る駿馬を驚嘆のまなざしで眺めていた人たちは、調教師に「いったい、どんな魔法をかけたのか」と尋ねました。
調教師はこう答えました。
「私は馬に近づく前に心を静めて、まるで、王様の前に出るときのように心の準備をします。馬に対する、限りない敬愛を持って、この優れた馬が、その隠れた能力までも、十全に発揮できるように祈ります。祈ると、心の中に、馬との連帯感が強く生じてきます。そして、私は、なにもかも忘れて、親友に近づくような自然さで、馬に近づくのです。そして、恋人にささやくように私の心を伝えます。そうすれば、馬も親友のように、私に答えてくれるのです。」
P.298 10月5日 いやな気持ちをじっと味わってください
いやなことが起こります。するといやな気持ちが湧き起こってきます。どうしたらよいでしょう。そっと、秘訣をお教えします。
「いやな気持ちが湧き起こっているな」とたんたんと事実を認めます。そしてその否定的な気持ちを変えようとしないで、いやな気持ちをじっと味わい続けます。
三分間味わってみてください。
多くの場合、いやな気持ちはすっと消えていきます。―――試すに値する秘訣ですよ。
P.315 祈りとは愛の波動
祈りとはおそらく、人々が眠っている間に、愛を波動のようにめぐらせていくものなのです。
また、日中、人間として生きていくうえでの支えとなっている見えない力でしょう。
それは、この世の中で、池の底に湧き出る清水のような役割をしているのではないでしょうか。
池の底にある清水は、目に見えない水面下で、濁った水を浄化し、生命を慈しんでいるのです。
P.317 10月24日 陽になるか、陰になるか、その選択はあなた自身
私たちの世界には陰と陽の二つのエネルギーがあって、そのどちらからもが創造と成長に必要なものです。
陽のエネルギーは、光、善良、親切、愛、忍耐、慈善、希望、こういったものです。
陰のエネルギーは、暗黒、憎悪、恐怖、不親切、狭量、わがまま、絶望、失意といったものです。
陰と陽のエネルギーは互いに対立して働いています。陰のエネルギーを陽に変えた時、1+1=2になるのではなく、その力は計り知れないほど大きくなるのです。
それが世の中を変えていきます。
あなたが陽になるか陰になるか、その選択はあなた自身の手に委ねられています。
|