内観療法について
世の中にはいろいろな心理療法がありますが、私は縁があってこの内観(内観法、内観療法とも言います)にめぐり合い、このような治療法を開発してくださった人がいることに本当に感謝しています。
内観についてご存じない方のために、どういうものかを少し説明させていただきます。
内観は日本で生まれた非常に優れた心理療法として認められ、年齢、身分、性別、思想信条にかかわりなく、すべての人に適した方法です。精神病院や刑務所の矯正教育にも用いられているところも増えています。
また心理療法以外にも社員の研修として内観を体験させている企業もあり、事実その企業では会社の中の雰囲気が和やかになり、人間関係も円満で社員の定着率が大変良くなったということです。そして心理学者、教育学者、精神医学者による研究も盛んになり、海外にも少しずつ広がっています。
内観の方法は両親や兄弟、身近な人に対する「お世話になったこと」「してかえしたこと」「迷惑をかけたこと」を、幼い時から一つ一つ丁寧に思い出しながら自分自身を調べていくことです。これを外部からの情報は遮断して、7日間行うことで自分自身の本当の姿や、対人関係の中で解決できない問題の根本的な原因が少しずつ見えてきます。そして自分自身の中にある本来きれいで素直な性質を覆っている、固い殻のようなものが崩れていき、帰る時には表情も声も晴れ晴れとしたものに変わっているという方が多いと言われています。
詳しく知りたいと思われる方は、大きな書店や図書館に行けば「心理療法」というコーナーにきっと何冊かの内観の本があると思います。
またパソコンをお持ちの方でしたら、「内観」という言葉でホームページを検索していただければ全国の内観研修所の案内や体験談も読むことが出来ます。
もちろん心の病や悩みといった問題だけではなく、自分をもっと変えたいとか信仰を深めたいという理由や、人間的に成長したいという目的で来られている方も多いですし、得られるものもきっと多いと思います。
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